霧の鯨と海の烏

自分の気持ちの整理整頓してます.

日記

濃淡の境目に風船の旅

どれだけ印象に残る出来事でも その場から離れて 少しづつ時を経ていくと 景色もぼやけて 感情もふわふわ飛んでゆく その風船を離したくなくて 強く掴むけど 萎れていつの間にか引きずってる そんな溜まった出来事は 萎れる前に定期的に空に飛ばして 浮いた…

夢の跡残る今

潰れたパチンコ屋さんの向かいにある食堂に, 戦争終わりまで樺太に住み, 釧路で移住した後に出会い, 結婚した老夫婦が居た. 戦後釧路の繁栄と衰退を見て生きた、釧路の生き字引だ. 6年前、自分はふらっと食堂を訪れた. 煮込みうどんを作りながら,昔の…

迷うための気力,決断のための気力

迷うのにも決断するのにも 気力がいる. どちらが辛いのだろう. 決断する前 迷い終わる時 自分に自信がないと辛くて辛くてたまらない. 幼い頃は親に従うことで 自分の迷う過程,決断を放棄しても 生きていけた. それが大人に近づくにつれて 決断を放棄す…